8:関数 p5.js JavaScript

p5.jsプログラムにとって関数は欠かせない基本要素で、これまで見てきたどのプログラムでも使用しています。たとえばcreateCanvas()やline()、fill()などは頻繁に使用しています。以降では、新しい関数を記述して、あらかじめ組み込まれている機能を超えてp5.jsを拡張する方法を見ていきます。

関数のパワーはモジュール性(着脱可能な1つの部品であること)にあります。関数は、より複雑なプログラムの構築に使用される、ちょうどLEGOブロックのような、他に依存しないソフトウェアユニットです。LEGOブロックはそれぞれが固有の用途を持ち、複雑なモデルの作成にはさまざまなバーツを組み合わせて使う必要があります。ブロックの本当のパワーは、同じ要素を使ってもその組み合わせを変えることで、多くの異なる形状が作成できることにあります。宇宙船を作るLEGOブロックのセットからは、トラックでも超高層ビルでも、多くのものが作成できるのです。これと同じことは関数についても言えます。

関数は、たとえば木のような、複雑な形状を何度も描画したい場合に役立ちます。木の形状を描画する関数は、その形状を作成する、line()などのp5.jsのビルトイン関数(あらかじめ組み込まれている関数)で構成されます。関数のコードが記述できたら、木の描画に関する詳細はもう気にする必要はもうありません。ただtree()(または関数につけた好きな名前)を書くだけで、その形状が描画できます。関数を使用すると、複雑な一連のステートメントが抽象化できるので、より高いレベルの目的(木の描画など)にフォーカスでき、その実装の詳細(木の形状を定義するline()関数)を気にする必要がなくなります。関数を一度定義すると、関数内部のコードを繰り返して記述する必要はなくなります。

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