p5.sound.js サウンド ライブラリ

p5.jsでは、Webブラウザでサウンドを容易に扱えるようにするためのp5.sound.jsライブラリが提供されています。ただ音を鳴らしたいだけなら無用の長物でしょうが、p5.sound.jsライブラリを使うと、頑張ればシンセサイザーのようなものまで作成できます。

p5.soundは、オーディオの入力や再生、分析、合成機能を持つWeb Audioを使って、p5を拡張、強化します。Web Audioはオーディオをブラウザで扱うための仕様で、Web Audio APIページには次のように記載されています。

Web Audio API は音声操作をオーディオコンテキスト内の操作として実現し、モジュラールーティングできるようにデザインされています。基本的な操作は オーディオノードとして表現されています。これを接続することで、オーディオグラフを作成します。 チャンネル構成の異なる複数の音源も 1 つのコンテキスト内で扱えます。この構成によって、複雑で動的な音声操作を実現できるようになっています。

p5.soundライブラリには、次のオブジェクトがあります。

p5.SoundFile: サウンドファイルを読み込み、再生する。
p5.Amplitude: サウンドの現在の音量を得る。
p5.AudioIn: 入力ソース、通常はコンピュータのマイクからのサウンドを得る。
p5.FFT: サウンドの周波数を分析する。周波数スペクトルかタイムドメイン(波形)からの結果を返す。
p5.Oscillator: サイン波、三角波、矩形波、ノコギリ波を生成する。p5.Noiseとp5.PulseGenerateのベースクラス。
p5.Envelope: エンベロープは時間経過に渡る一連のフェード(増減)。通常は、”ADSRエンベロープ”(Attack, Decay, Sustain, Release)として、オブジェクトの出力ゲインレベルの制御に使用される。
p5.Delay: フィードバック、ディレイタイム、ローパスフィルター用のパラメータを持つディレイ(遅延)効果
p5.Filter: サウンドの周波数範囲をフィルタリングする
p5.Reverb: 継続時間と減衰を指定することで、サウンドにリバーブ(残響)を追加する
p5.Convolver: Extends p5.Reverbを拡張し、コンボリューション(畳み込み)によって、実際の物理空間のサウンドをシミュレーションする
p5.SoundRecorder: 再生サウンドを録音し.wavファイルを保存する。
p5.Phrasep5.Partp5.Scoreは曲のシーケンスを構成する。

p5.soundライブラリを使用するには、HTMLファイルの<head>部に、次の<script>を挿入します。

<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/p5.js/0.8.0/p5.min.js"></script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/p5.js/0.10.2/addons/p5.sound.min.js"></script>

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