WAAPIには、次のメリットとデメリットがあると言われます。
メリット
- WAAPIは、CSSのtransformプロパティと同様、GPUを利用するので、動作が軽快。
- WAAPIの記述では、CSSのプロパティ名に似たプロパティが使用できるので、早く理解できる。
- ブラウザがサポートするJavaScript APIなので、ライブラリを必要としない。
- 定型的な方法で記述できるので、同じ要領で使用できる(フレームワークのように使用できる)。
デメリット
- 現在、ブラウザのサポートが全面的でなく、限定的。
- WAAPIを使用するには、ユーザーがブラウザの実験的な機能を有効化する必要がある。
- 仕様の詳細が変更される可能性がある。
Can I use…サイトによると、部分的サポートも含むユーザーの割合は、全世界で75%、日本に限ると43%です。
また、Microsoft社のPlatform statusによると、
- Internet Explorerはサポートしない
- Edgeは現在検討中
- Chrome、Firefox、Operaは実装済み
- Safariは開発中
とされています。